新型が出ているというのに、今更ながら、
いや今だからこそ旧スコーピオン1501を見直してみました・・・
新スコーピオンXT1500への進化の跡も見えてくるかも?
当時まだ学生だった自分にとって、
このリールは憧れの存在でした。
よく釣具屋に行ってガラスケースの中のコイツを眺めていたもんです。
当時は更に上級機種に、
スコーピオン メタニウムXT (通称赤メタ⇒銀メタ)
というのもありましたが、とても高価で買えなかった(>_<)
その時自分が使っていたのは、
シマノの入門機種であった、
バンタム バスワンマグ
なるモノでマグは今のMgではなくMag、
つまりマグネットブレーキの事なんですね~
かなり酷使&メンテもろくにしてませんでしたが全然不具合もなく、
今尚ベイト初心者の友人に永久貸し出し中で、
たまに一緒に釣行した時には、
普通に活躍しているのを目にしています
シマノで言うとバンタムシリーズからスコーピオンシリーズに
世代交代していく時にベイトリールは劇的な進化の時代を迎え、
その後の進化は緩やかに進んでいる気がします。
このスコーピオン1501にしても、
技術的、機能的には現行機種に引けをとらない内容です。
・スーパーストッパー(アンチリバース機構)
・スーパーフリースプール機構(後期型のみ)
・チタンコーティング アルミブランキングスプール(後期型のみ)
・アルミワンピースフレーム
・SVS(可変遠心ブレーキ)
といった基本構成は現行型と基本的に変わっていません。
ちなみにこのスコーピオン1501は、
リールには珍しいビッグマイナーチェンジをしているという事にも、
大幅に進化する時期だった事が窺えます。
機能的には、この時点で完成されたと言ってもいいと思います。
では現行機種は何が良くなったのか?
もちろん、各機能のファインチューンや材質の改良もありますが、
一番はデザインが洗練されてきた事だと思います。
特に低重心化によるパーミング性の向上が大きいですねぇ~!
この余裕の隙間が時代を感じる!
当時はまだオフセットのガングリップも多かったので、
ロッド側で低マウントするつもりの設計なんでしょうね。
リール高をギリギリまで詰めようとした設計には見えません
今のフジのリールシートに載せると、
チョコンと上にとって付けた様になって一体感がありません・・・
という事で最新リールは各部の完成度も高まり、
持ち易くてキャストもし易く出来ていると思います。
あと、軽いのもイイですね。
何と言ってもカッコイイ!
さて、このスコーピオン1501、
今ではもう使ってる人を殆ど見ないし、
自分も使用頻度は少ないですが、
機能十分で丈夫な良いリールです。
中古屋で程度のイイやつ見つけた時にはお一つ如何でしょうか・・・
ちょっとザクっぽい・・・